始祖「………」 俺たちはヴァンパイアで、あいつは人間
流れる時間(とき)が違うのは承知していた でも… そのことからずっと目をそむけてきた
――――――あの日まで
ドニア「…… 血を吐いた?」 始祖「あいつは、いつしか胸を患っていた だが、俺には何も告げなかった」 始祖「あいつは昔から俺にかくしごとばかりしやがる」 ドニア「あんたが彼を見つけた時、まだ息はあったんだろう? だったら、あたしの時みたいに」 始祖「…あいつはヴァンパイアになることを拒んだ」
ドニア「!?」 始祖「人として生き、人として死んでゆく それが自分の矜持――あいつの口癖だった」 だから俺は あいつの望みを叶えてやるしかなかった※
※注:ストラウド一族の掟として「人間を我が一族に加える場合は、ヴァンパイア・人間双方の同意を必要とする」 だからパスカルがヴァンパイアになることに同意しないのならば、始祖としても「彼を人のまま死なせる」以外の選択肢はなかったのだ 始祖様?
あなた、今にも泣きだしそうな顔をなさっていますね ヴァンパイアは泣け…
いや、泣かない
涙腺※がないからな
※注:ヴァンパイアには涙腺がないというのはマイ設定です さようでございましたね
つくづく、ヴァンパイアとは
めんどくさい生き物ですね
今日の始祖様:ストラウド・マナーはしばしば送電を止められる 「…またかよ 『神』(=プレイヤー)のあほんだら」
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿