2024年10月19日土曜日

何でもないようなことが幸せだったと思う 番外

お断り:「正気でないオタクのsims4」さんで行われた白雪嬢のバチェロレッテチャレンジのネタバレを含む内容です ご理解の上、閲覧なさってください

時間軸がぐぐっとさかのぼります 「シナリオ『対立の中で婚約 1』」の少し前くらいのできごとだと思ってください
エース「♪」
*「エースさん」
*「おひさしぶり、お元気そうでよかった」
*「今では、チェスナットリッジの若きネクター生産者として注目を集めているそうですね 素晴らしいわ」
エース「……」
*「わたしもあれからバチェロレッテチャレンジを続けて、ようやく『たったひとりの王子様』を見つけることができたの」
エース「……」
*「今、新婚旅行の途中なの 夫は緊急事態が発生して、仕事場に呼び戻されてしまって… 彼の用事がすむまでこのへんをひとりでぶらぶらしていたら、偶然あなたの噂を耳に」
エース「…あのさ」
エース「あんた誰?」
*「!?」



彼女の名前は紀伊白雪 エース・ウィルドは記憶喪失になる前、彼女のバチェロレッテチャレンジに参加していたのだ
参照記事:晴天をほめるには日没を待て「さよならを言うには遅すぎて 6.5」
※注:記憶喪失うんぬんのストーリーはこちらをご覧ください


白雪「…そうだったの 大変でしたわね、全然知らなかった」
エース「白雪だったっけ? あんたのバチェロレッテチャレンジに参加したことは始祖のおっさんからそれとなく聞いている」
白雪(最初のローズセレモニーで脱落したことは言わないほうがいいわね)
白雪「じゃあ、エースさんは今もおひとり?」
エース「一度結婚したけれどすぐに別れた」
エース「…俺って結婚向きじゃないのかな」
白雪「そんなことはありませんわっ」
白雪「このあたしだって『王子様』を見つけられたんですもの きっと、エースさんもエースさんだけの『王女様』にめぐり逢えますわ」
エース「…そ、そうかな」
エース「あ、そうだ」
エース「これ、俺からの結婚祝い 俺が作ったネクター♪」
白雪「まあ、ありがとう」
エース「ご主人と一緒に飲んでね」

マギー・マギー「…で? 話って何、エース?」
エース「今度の家は俺ひとりで住むには広すぎるんだ」
エース「マギーさえよかったら… その… 俺と一緒に暮らさないか?」
マギー「!?」
エース「返事は?」
マギー「もちろんOKよ」


今日のアルーエット:実は、何ということでしょう エースの元・妻がこの場にいたのです
いくら狭い町とはいえ心臓に悪い光景ですね


にほんブログ村 ゲームブログ ザ・シムズシリーズへ
にほんブログ村


2024年10月13日日曜日

バチェラー/バチェロレッテチャレンジ参戦予定者一覧(参加中含む)

※注:バチェラー/バチェロレッテチャレンジの規定により、原則的に参加シムはNoCCとなります よって、こちらで見る彼らと、チャレンジ会場での彼らとでは受ける印象が異なりますことをご承知おきください

ララ・アンジェリスタ 元ネタは「ザ・シムズ3」に登場する風変わりなシングルマザー 某Kさんちのバチェラーチャレンジに参加予定
参照記事:晴天をほめるには日没を待て「あるいは裏切りという名の猫 2」
参考記事:My Favorite Things「[臨のバチェラー企画〕参加シムさんのご紹介① 」

マイケル・スリープ 元ネタは「ザ・シムズ3」に登場するタウニー 用心棒だったり、バーテンダーだったりパパラッチだったりと、とにかく変幻自在 マシュー・ハミングというセレブ俳優の異父弟であり、幼少時より出来がいい兄貴に対して屈折した感情を抱いていた 一人称は「俺」、二人称は「あんた」 ふだんの口調はざっくばらんだが、公の場ではきちんと敬語を使える常識人 某Yさんちのバチェロレッタチャレンジに参加予定




ミランダ先生ことミランダ・デルカド 元もとはシナリオ「ノースキル、ノープロブレム」をプレイ中に登場したEA産の「売り子さん」 自動生成にしては美人だったので捕獲、名前はそのまんま 某Mさんちのバチェラーチャレンジに参加しました(予選敗退)
参照記事:牧場生活に出会いを求めるのは間違っているだろうか 2
参考記事:りゅうやのバチェラーチャレンジ「予選Cグループ・最終日&予選最終日ローズセレモニー『やっぱ友好度が高いのが強いんです?』」  脱落しました

ドニア・スピネリ 元ネタは「ザ・シムズ3」に登場する女性犯罪者(実在のモデルがいるらしい) 某Oさんちのバチェラーチャレンジに参戦しました
参照記事:奥様、お手をどうぞ 1
参考記事:okusare28のブログ「ローズセレモニー」  脱落しました



にほんブログ村 ゲームブログ ザ・シムズシリーズへ
にほんブログ村


2024年9月7日土曜日

奥様、お手をどうぞ 8

ドニア「おやおや、ヴラド」
ドニア「あたしの寝床に夜這いをかけるには、少し時間が早すぎない?」
始祖「抜かせ ばばあには欲情せんと言ったはずだ」
ドニア「それは残念」
始祖「…………」
始祖「ここは、妹が来るまではパスカルの部屋だった 俺は午後の仕事をさぼって、よくここで昼寝をしたものだ」
ドニア「なんで? 自分の寝室で寝ればいいじゃん」
始祖「パスカルも俺にそう訊ねた」
俺がここに入りびたる理由はみっつあった 
ひとつめは、この部屋は日当たりがよくて心地よいから
ふたつめは、このベッドのスプリングが気に入っているから 
そしてみっつめは…
ドニア「ただパスカルのそばにいたかったから 違う?」
始祖「!?」
始祖「なぜわかった?」
ドニア「いや、なんとなく」
ドニア「おや、図星だったのかい」
始祖「…… おまえみたいな奴もいるんだな」
始祖「まるでこちらの心の中を見通すような」
ドニア「死んだ先代のボスにも言われた 『おまえの最大の武器は、物事の本質を見抜く力だ』って」
ドニア「もっとも、あたしたち一家を皆殺しにしてでもデル・ソル・バレーの覇権を奪い取ろうとするあいつら(=バリトン一家)の魂胆に気付けなかったんだから」
ドニア「あたしの力もたいしたことないね」

見抜けていたらあの子ら(=手下ども)をむざむざ死なせずにすんだのに
始祖「おまえはギャング団のボスにしてはお人よしのところがあるからな」

敵対する組織がそんな卑劣な手段を取るなんて、おまえには考えもつかなかったのだろう

ドニア「この前、塔で描きかけの絵を見つけた 黒髪の青年の…」 
ドニア「あれがパスカル?」
始祖「…… ああ」
ドニア「お世辞にもハンサムとは呼べないけれど、優しそうな笑顔だったね」
ドニア「―――彼はあんたの恋人だったの?」
始祖「………」
始祖「恋人、愛人、情人、友人… どれも俺とあいつの間柄を説明する言葉じゃあない 俺にとってはパスカルはパスカルだ」
ドニア「………」
ドニア「なぜ絵を完成させずにほうってあるのさ」
始祖「……… 認めたくないから、かな」

絵を完成させてしまうと いやでも
あいつが 死んだことを 認めざるを得ない
その日のヴラドはいつになく饒舌だった 
いや、本来の彼は意外とおしゃべりなのかも知れない


補足説明:マイ設定では、産まれながらのヴァンパイアも人間同様に歳を取る 18歳で成人するまではほぼ人間と同じ速度で成長するが、成人後は老化のスピードが極端に下がる ヴァンパイアの平均寿命は300歳前後(一応、寿命設定あり)
回想シーンの始祖様が少年の姿であるのはそうゆうわけです(彼は弱冠15歳で4代目始祖を襲名した) 
ちなみに、実際のプレイ上では彼らは仲良しではない 
放置しておくだけで、どんどん険悪になっていくのだ(笑)
本日のNGショット:ミツバチの襲撃は想定外 「撮り直し決定だな」
本日のNGショット2:Ziggyの尻尾が一部バグっていました こちらは撮り直しはしません

 若始祖様とパスカルの物語は左のバナークリックでどうぞ♪


にほんブログ村 ゲームブログ ザ・シムズシリーズへ
にほんブログ村