2024年3月13日水曜日

牧場生活に出会いを求めるのは間違っているだろうか 2

ギャリー・シンダーが事故の一報を受け取ったのはひと月前のことだった 
親友エース・ウィルドがベロミシアの吊り橋から転落したというのだ
運良く一命を取り留めたということ以外わからないまま、ギャリーは妻のリリー・ボウとともにセルヴァドラーダ行きの飛行機に飛び乗った
ミランダ「初めまして ウィルドさんの担当医のミランダ・デルガドです」 
ミランダ「ご友人の方ですね ウィルドさんのご家族は?」
ギャリー「エースの父親は小さい時に亡くなったそうです その後母親は再婚して、今はストレンジャー・ビルに住んでいるらしいです ですが、エースが飛び級で大学に入った以降は音信不通だとか」
ギャリー「俺もエースの母親の連絡先は知りません」
ミランダ「そうですか それではしかたありませんね」
ミランだ「あの高さの吊り橋から落ちたらまず生存は望めません ウィルドさんの場合、木の枝に引っかかってかすり傷を負った程度というのはまさに奇跡です …ただ」
ギャリー「エース、無事でよかった」
エース「…… あんた、誰?」
ミランダ「今まで培ってきた各種スキルは無事でしたが、持っていたはずのマイルストーンが全滅 いわゆる『記憶喪失状態』です」
ギャリー「EAお得意のバグかよ」←メタ発言はよせ
※注:一概にバグとは言えないかも知れません かつて「ご近所の物語」システムでエースとギャリーが抹殺されまして過去のセーブデータを使ってふたりを無理やり「転生」させたせいかも?
参照記事:晴天をほめるには日没を待て「それすらも日々の果て 12」
ギャリー「先生、俺もエース同様に『転生』しました でも、妻と娘のマイルストーンは今もちゃんと保持していますよ」
ミランダ「それはあなたが家族志向の持ち主だったからかも知れませんね」 ←プレイヤーの勝手な私見ですw
リリー・ボウ「で、でも!!」
リリー・ボウ「ずっとこのままってことはありませんよね?」
リリー・ボウ「いつか、記憶は取り戻せますよね!?」
リリー・ボウ「ギャリーやあたしたちのことを思い出して、きっと、今まで通りの暮らしが」
ミランダ「………」 

ミランダ「お気持ちはお察ししますが、その可能性はほとんどありません」
ギャリー/リリー・ボウ「「……」」
ギャリー「…リリー・ボウ」


今日のギャリー1:「作ったのは俺だ!!」
オーブンから取り出しただけなのに「作成者:エース」となる不思議
今日のギャリー2:セルヴァドラーダ遺跡の風景を撮影中、ちゃっかり映り込んでいたシンダー夫妻(画像の彩度を上げたらその存在に気づいたのだ)
むろんフリーウィルのキスです こいつらはプレイヤーが指示しなくてもいつもラブラブなのです


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