2024年3月12日火曜日

そして僕らは途方に暮れる 3

悪人特質でもないのに、フリーウィルでドールハウスを壊すこともあるんですね 温厚なギャリーにしては珍しい とっとと直してください
マイルストーンを次つぎと取得していくさまは見ていて楽しいものです
始祖様、ここではあなたに用はありません
ここは、数年前交通事故で他界した両親が残した小さな農場(という設定)
ギャリーには他に兄弟はなく、天涯孤独の身の上です
ギャリー「ジョニー、あとを頼む」
ジョニー「ほいきた」
ギャリーの出勤する時間です
グウィネス「Zzz…」
ニワトリ「くわっ?」
火事の発見者と失火の張本人が違うレアなケース
マルコム「こんにちは、兄貴」
ジョニー「何だ ベビーシッターっておまえかよ」
ジョニーの弟のマルコムです ベビーシッターのアルバイトをしています
口には出しませんが、ひとりっ子のギャリーは弟のいるジョニーが少しうらやましいのです
ジョニー「マルコムの奴、たまにはおふくろがいる時にうちに寄れよだって」
ギャリー「……」
ジョニーが家を出るきっかけは、母親ナンシーにシンガーになることを猛反対されたからです
ギャリー「なあ、ジョニー」
ジョニー「あん?」
ギャリー「…聞いてくれるか」
グウィネスを 育てて 初めて 気づいたんだ
父が 母が
どれほど 自分を 愛し いつくしんでくれたのか
自分ひとりで 大きくなったように 思い上がっていた 自分を 恥じるばかりだ

※注:わかりにくいですが、ギャリーの話を聞きながらジョニーは自分の幼少時代を思い出しているのです 若き日のランドグラーブ夫妻はシナリオ「パワーカップル」のデータから流用しました


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